14:普通自動二輪免許教習 第二段階はおじさんには実際しんどかった件

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普通自動二輪免許取得に向けて教習に励むアラフォーおじさん。
第一段階はすんなりと通過できたもの、第二段階は思いのほか苦戦してしまいました。
何がそんなにしんどかったのかというわたしの実体験と共に、バイク教習第二段階について説明していきますね。

からす
苦戦はしたけど結局無事に免許は取れたので、つまづいてもへこたれずに頑張りましょう!ここまで来たら憧れのバイクライフまであと一歩です!

第一段階についての記事はコチラから

 

第二段階の教習の内容

第一段階は技術面の教習でした。

わたしは第一段階を5日間でクリアしたので、6日目から第二段階です(普通自動車免許ありなので学科は無し)

第二段階は、実際に公道で走ることに備えた教習ということになります。

具体的には以下2点です。

ポイント

  • 交通法規に従った走行
  • 危険予測と安全/円滑な走行

自動車免許であれば仮免許として実際に公道を走って教習を受けることになりますが、バイク教習は公道に出られません

なので、教習所内のコースを使って模擬的に行っていきます。

法規走行

交通法規に従った走行を実現するためには、それはなんぞやということを知っておかなければいけません。

なので、第二段階の最初で習います。

この際に実車ではなくシミュレータを使います。ゲームセンターにあるバイクゲームみたいなやつですね。

とは言え、普通自動車免許を持って運転に慣れている人にとっては当たり前の内容なので、特段記載することもありません。

ただ、このシミュレータって人によっては酔うんですよね。特に年配の人ほど酔うそうです。

シミュレータは合計3回(1回は学科と同時)あるのですが、わたしは毎回酔ってました(なぜ?)

課題の習熟

第一段階に続き、卒業検定の課題を練習していきます。

第一段階で習った課題

  • スラローム
  • 一本橋
  • クランク
  • 八の字
  • 坂道発進

第二段階では上記に加え、以下が追加となります。

第二段階で追加の課題

  • 踏切
  • 急制動

踏切 ・・・踏切前では一時停止し、速やかに通り抜ける

確実に停止し、発進し、一速のまま通過するだけです。

停止位置が若干上りになっているので、坂道発進の要領が多少入ってきますが、特に問題はありませんでした。

急制動 ・・・速度が出ている状態から急ブレーキで確実に停止する

スピードが出ている状態で決められた制動開始地点でブレーキングを開始して11m先(雨で路面が濡れている場合は14m)の停止線でバイクを停止させます。

制動開始地点で40km/h以上の速度を出していなければなりません。

 

わたしは停止すること自体は特に問題なかったのですが、40km/h出す方で苦戦していました。

教習所のコースが独特で、40km/hまで加速する距離がやたら短かったんですよ。

加速する時間が短い中で一速→二速→三速と上げていくのが慣れるまで大変でした。

 

停止の方も、フロントタイヤがロックして転倒してしまうことあるので注意しなければなりません。

幸いわたしは転倒はありませんでしたが、バイク教習で一番ケガする可能性が高い科目です。
しっかり止まれるように練習しましょう。

教習所に通っていた時は、40km/h出して止まるなんて恐ろしいと思っていましたが、実際にバイクに乗り出すとごく普通にあります。

他の課題についても、公道を走る上で必須の技術になってくるので、課題だからやるのではなく、自らの安全のためという意識で取り組むことが大切です。

 

卒業検定に向けての準備

教習所は、最終的に卒業検定に合格することがゴールなので、そのために教習を行っています。

第二段階の序盤に卒業検定で実際に走るコースが示されると思います。当然、上記の課題をすべて含んだコースです。

 

第二段階では、教えてもらうのではなく、自分から学びに行く姿勢が重要です。

必要なことは序盤ですべて教わってしまうので、あとは自分がどれだけ練習・実践できるかなんですよね。

教習の時間は限られているので、時間目いっぱいバイクに乗って、やりたい課題や苦手な項目を重点的に反復していきましょう。

指導員がしっかり見てくれて、適宜アドバイスをくれます。

終盤になると実際の卒業検定の手順(バイクに乗るところから)を習い、模擬試験のように実施します。

これを見て、指導員がOKと判断すれば第二段階の「みきわめ」合格ということで、晴れて卒業検定に臨むことができます。

 

NGだった場合は、補講が待っています。

わたしは第二段階の途中で1回、みきわめ不合格で1回、計2回補講を受けることになってしまいました。

※補講の分は追加費用が発生します。

おじさんが苦労した点

わたしが何が苦手で補講を2回も受ける羽目になったのかを恥ずかしながら紹介します。

理由は大きく2つあります。

理由

  1. 苦手な課題の克服に時間がかかった
  2. ビビり過ぎ&余裕が無さ過ぎて卒業検定に合格できるような動きができていなかった

苦手な課題

わたしが苦手だった順に課題を並べると以下のとおりです。

課題

  1. 一本橋
  2. クランク
  3. 急制動
  4. スラローム
  5. 坂道発進
  6. 踏切
  7. S字カーブ

低速系の課題である一本橋クランクには最後まで苦労しました。

急制動とスラロームは慣れるまで時間はかかりましたが、終盤は特に難しいことはありませんでした。

坂道発進、踏切、S字カーブは最初から問題無し。

バイクって、低速で走行しているときが一番不安定になるんですよね。

だから一本橋やクランクが難しいのは仕方ないと自分に言い聞かせてはいましたが、なかなかうまくいかないとおじさんだって凹みます。

結局うまくなるには反復練習しかないので、何度も繰り返し練習し克服したのですが、卒業検定当日もこの2つの課題については不安を感じていました。

ただ、逆に言えば、この2つさえクリアできれば大丈夫だとも思っていました。

 

余裕が無さ過ぎた問題

法規走行については自動車運転歴十数年あり大丈夫だと思っていましたが、未熟な状態でバイクに乗っていると想定外に周りが見えなくなります。

 

交差点で右から自動車が来ているのに進んでしまったり、

左右を確認する首振りが小さ過ぎて確認できなかったり、

左折の際に膨らんで中央線を越えそうになったり、

変なところでギアチェンジをしたり、

逆にギアチェンジができなかったり

 

いろいろ指摘されまくっていました。

余裕が無かったのは、基本的な動作でさえ考えながらやらなければならなかった=技術が十分に身に付いていなかったということだと思います。

 

みきわめ合格

結局、補講2時間で、みきわめは2回目で合格することができました。

2016年10月27日(木)のことです。

9月17日(土)に最初の教習を受けてから1ヶ月ちょっとかかりました。

指導員の方からするとできの悪い生徒だったと思います。

ですが、こんなおじさんでもここまでたどり着くことができました。

 

あとは卒業検定に合格すれば晴れて普通自動二輪免許を取得することができます。

感覚を忘れないよう、最短日程で2日後の10月29日(土)に卒業検定を受けることにしました。

自動二輪教習で役に立ったもの

せっかくなので、自動二輪教習で役に立ったものを紹介します。

自前のヘルメット

自前の装備を準備するとモチベーション維持に役立ちます。なかでも数万円もするヘルメットはまさに背水の陣を敷いてくれます。
どうせバイクに乗る際に必要となるものなので、教習の段階で買っておいてよいと思います。

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バイク教習に関する本

いろいろ自分一人で考えていても難しいので、バイク教習に関する本を買って勉強していました。
以下は実際に購入したものです。 「普通自動二輪免許パーフェクトガイド」は免許取得後、ヤフオクで売れました。

 

バイクに関する本

モチベーション維持に役立ちます。教習前後で購入していたものです。

バイク関連Webサイト・YouTube動画

バイクや教習に関するサイトや動画を見まくっていました。

わたしはクロスカブに乗りたかったので、カブに乗っている人のブログはよく見ていて、免許を取ってクロスカブを買ったらああしようこうしようと妄想を膨らませていました。

こういうのも大事ですよね。

 

最後に

長くなりましたが、普通自動二輪教習 第二段階についてイメージを持って頂けたと思います。

これからバイク免許を取ろうと考えてい方や教習中で奮闘している方のお役に立てれば幸いです。

からす
こんなおじさんでも合格できたんだから、頑張っていきましょう!バイクに乗りたいというその気持ちがあればきっと大丈夫です!

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