2024年6月7日(金)~8日(土)に行ってきたツーリングの記録です。
今回のツーリングはいろんな意味でいい感じでした。富山いいなあと再確認。
概要
今回の目的地は以下。それぞれに自分にとっては意味のある場所です。
- JR角川駅:2018年8月以来2回目
- 某ガソリンスタンド:2020年8月以来2回目
- 宇奈月温泉 とちの湯:2020年4月以来4回目
- どやまらんど明日キャンプ場:2018年10月以来2回目
- 親不知:初訪問
- JR親不知駅:初訪問
また、キャンプをするにあたって、1つ試してみたいことがありました。
それは、「焚火をしない」です。
これまで「キャンプの醍醐味と言えば焚火だ!」「焚火をするためにキャンプに行くようなもの」「焚火最高!」ということで、「キャンプ=焚火」という焚火原理主義者みたいなところがありましたが、今回はあえて焚火をしません。
走行距離がけっこう長いのと温泉に入りたいのとで時間の余裕が無そうなので準備片付けを最小限とします。
![](https://i0.wp.com/wakwak-karasu.com/wp-content/uploads/2022/01/アイコン-唐巣.png?w=60&ssl=1)
走行ログは以下のとおり。1日目は東海北陸道を北上、2日目は長野県を南下するルートです。
1日目:名古屋→JR角川駅→とちの湯→明日キャンプ場 走行距離250km
2日目:明日キャンプ場→親不知→JR親不知駅→名古屋 走行距離320km
1日目はだいたい走ったことがあるルートなので雰囲気はわかっています。
2日目は新潟長野を回るとなるとこのルートしかなく、せいぜいどこから高速に乗るかくらいです。
それでもツーリングまっぷるは見ておきます。
JR角川駅
6月7日(金)8:45出発です。
一宮での渋滞が嫌なので、少し遠回りですが中央道から東海北陸道へ。飛騨清見ICを出てからは下道で最初の目的地、JR角川駅へ走ります。
ここは2018年8月、まだクロスカブに乗っていた頃に何となく寄りました。
よくある田舎の無人駅なのですが、特徴として駅のホームから諏訪神社の鳥居が見えます。
周辺の緑と、古びたホームや設備が調和して、なんとも言えない良い雰囲気があります。この感じ、写真で伝わるか。
写真を撮っているとタイミングよく電車が来ました。
![](https://i0.wp.com/wakwak-karasu.com/wp-content/uploads/2022/01/アイコン-唐巣.png?w=60&ssl=1)
ガソリンスタンドに恩返し
駅を満喫したあとはキャンプ場&温泉に向かうのですが、その前にどうしても寄っておきたいところがありました。
以前(2020年8月)、クロスカブでガス欠になった際に助けてもらったガソリンスタンドです。
<参考>
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3-2:トラブルを乗り越てライダーは成長する
これからバイクに乗ろうと思っている人の中には、トラブルに遭うのが不安だという人も多いのではないかと思います。 わたしも(幸い廃車や負傷には至っていませんが)いろいろとトラブルを経験しましたが、乗り越え ...
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いつか恩返しに給油しに行こうと思っていましたがなかなか機会がありませんでした。
国道41号線、あのときと同じ道を走っていると、ガス欠になった時の記憶が蘇ります。
休みで焦ったガソリンスタンド、エンジンが止まったトンネル、JAFに電話した待避スペース、スカイウェイブのおじさんが声をかけてくれた検問所。懐かしすぎて笑いがこみ上げてきました。
そうこうしているうちについに到着。楡原SS 江尻石油店。
レギュラー満タンでお願いします。
5.96リットル、1,078円。
![](https://i0.wp.com/wakwak-karasu.com/wp-content/uploads/2022/01/アイコン-唐巣.png?w=60&ssl=1)
キャンプ場到着・設営
15時にキャンプ場に到着です。
今回のキャンプ場はこちら。どやまらんど「明日キャンプ場」
2018年10月に一度利用し、非常に良かったので今回もまた使わせてもらいました。
フリーサイトは一番上なので荷物を運ぶのが面倒ですが、相変わらずきれいなキャンプ場でした。
目的の温泉が16:30までの受付なので、テントの中に荷物を突っ込んで一旦出ます。
![](https://i0.wp.com/wakwak-karasu.com/wp-content/uploads/2022/01/アイコン-唐巣.png?w=60&ssl=1)
宇奈月温泉 とちの湯
ようやく念願のとちの湯へ。一番好きな温泉です。もうこれで4回目の訪問。
宇奈月温泉自体が黒部の山の中にあるのですが、その温泉街から更に奥へ進んだ道の突き当りにあります。
目の前は黒部川。対岸には黒部峡谷鉄道の路線があり、トロッコ電車が走っています。
こっちから見えるということは、向こうからこっちも見えるわけで、距離があるとは言え要注意です。
でもそこを大自然に向かって全裸仁王立ちするのがいいんですよね。
この日も最高の眺めとお湯を満喫することができました。
どやまらんど明日キャンプ場
温泉を出たら、近くのスーパーへ夕飯と翌日の朝食の買い出しです。
ソロキャンプでは料理をしないので超適当。でもここまで来たら宇奈月ビールは外せません。地ビールの中で一番好き。
最近は通販もやっているのでいかがでしょうか。
さて、酒と食料を仕入れてテントに戻ってきました。これから明日の朝まで何をして過ごしましょうか。
焚火をしないと決めているので、椅子も出さず、テントの前室で食事を取ります。
ワンポールテントは意外と前室が広くて中心部は高さもあるので、前室で十分過ごせます。
結局このまま前室でゴロゴロして本を読んだりスマホをいじったりしていました。
暗くなってきたところでガスランタンを投入。実用性は乏しいですが、やっぱり雰囲気出ますね。
寒くなってきたら寝袋に入ってゴロゴロ。たぶん22時頃就寝。
翌朝。起き出したらまたしてもテント前室で食事を取り、早々に撤収作業にかかります。
焚火の後始末が無いと片付けの負担はけっこう減りますね。正解。
今回焚火無しキャンプをやって実感したこと。
キャンツーでは焚火をやるかやらないかという選択肢を持った方が良いなと。
焚火をしなければ焚火台は不要だし、今回みたいにテントでずっと過ごすなら椅子も不要。更に荷物を減らせます。
荷物のミニマム化を追求していきたいですね。
今回導入して良かったギア。ガスランタンはくどいので割愛。
パンダテント用の専用グラウンドシート。パンダテント 旧型(赤色)にもピッタリ。テント前室が快適になります。
ユニフレームのジュラパワーペグ。ペグハンマーを金属製のモノにしたらアルミペグはヘッドが潰れる問題が発生。
代わりに導入したこちらのジュラルミン製のペグは全く問題なし。軽量で扱いやすく怪我しにくい形状も○です。
親不知
2日目。撤収作業も手慣れたもので、朝7時半に出発です。
まずは北陸道の最難所 親不知へ。
なんとも不吉な名前ですが、由来には以下の説があるようです。
要するに通行するのは命がけの危険な場所だったってことですね。
- 北陸道最大の難所で、断崖絶壁と荒波が旅人の行く手を阻み、波打ち際を駆け抜ける際に親は子を忘れ、子は親を顧みる暇がなかったことから親知らず・子知らずと呼ばれるようになった。
- 平清盛の弟、頼盛の夫人が夫の後を慕って親不知を通りかかった折、2才の愛児をふところから取り落とし、波にさらわれてしまった際に悲しみのあまり詠んだ「親知らず 子はこの浦の波まくら 越路の磯の あわと消えゆく」という歌が由来になった。
この天下の険も今は国道と高速道路が通り快適に通行できます。
高速道路は何度も通り、存在は知っていましたが今回初めてちゃんと訪れてみることにしました。
話には聞いていましたが、実際に見るとまさに断崖絶壁。
この下の海岸を歩いて通行していたというのも信じられないし、ここに車が通れる道を通したのもスゴイ。
こういう明治っぽいセンスも好き。
このトンネルへは階段を270段くらい下りるので、気合入れて行きましょう。
なおブラタモリで来ていた模様。まあそりゃ来るよな。道との遭遇はどうかな。
JR親不知駅
続いてエモい無人駅シリーズ第二弾。JR親不知駅へ。
海と北陸自動車道と国道8号が見えます。
駅舎やホームもいい感じ年季が入っています。
帰路
目的はすべて果たしたので、帰ります。
糸魚川の手前から姫川沿いに県道368号、222号を南下していきますが、この道は最高でした。やはり川沿いの道は良い。
長野県に入るとトンネルや洞門が多くなりますが、これもまた雪国らしくてヨシ。
途中、道の駅白馬で昼食。そしたらなんかキモイご当地キャラがいました。
ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世 というそうです。知らない。
安曇野ICから高速に乗り、15時過ぎに帰宅です。
![](https://i0.wp.com/wakwak-karasu.com/wp-content/uploads/2022/01/アイコン-唐巣.png?w=60&ssl=1)
まとめ
今回のツーリングは実にうまくやれたと非常に満足度が高いです。
ルート設定や時間配分はバッチリ。天気に恵まれ、訪れたスポットはどこも心に刺さりました。
また、黒部から糸魚川の辺りの道は走っていて非常に気持ちの良いものでした。
キャンプ場での過ごし方や準備・撤収も収穫あり。
![](https://i0.wp.com/wakwak-karasu.com/wp-content/uploads/2022/01/アイコン-唐巣.png?w=60&ssl=1)
旅のお供
旅のお供の黒須さんです。AR撮影は駅と合う気がする。
ツーリング先で愛車や景色の写真を撮っていると、だんだん似たような写真ばかりになってきます。 しかしそこに愛車と一緒に写ってくれるモデルがいたらどうでしょうか。ツーリングの楽しみがまた一つ増えるはずです ... 続きを見る
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