2016年11月20日。ついに、ようやく、この日が来ました。わたしの初バイク、クロスカブの納車の日です!
ところでバイクの納車って何でしょう?どんなことするんでしょうか?気を付けることは?
そのときはあまり気にしていませんでしたが、5年以上バイクに乗った今だからこそわかる初バイク納車時の注意点について解説します。
バイク納車当日にやること
まず、バイク納車の当日にやることを確認しておきましょう。
- バイク屋でバイクを受け取る
- バイクに乗って家まで帰る
- バイクにガソリンを入れる
要するに「初めて乗るバイクで1人で公道を走って無事に自宅にたどり着く」という命がけのミッションをクリアしなければならないわけです。
そして、納車当日がそのバイクの経験値が最も低い状態です。

事前に済ませておくべきこと
納車日を前に、やっておくべきことです。
- 自動二輪免許取得
- 任意保険の契約
- 駐車場所の確保
- バイクに乗る装備の用意(ヘルメット他)
任意保険については、納車日から保険期間が有効となるようにしておきましょう。
バイク納車の注意点
以上がクリアされている前提で、バイク納車に関する注意点を説明していきます。
納車の時間は午前中にする
納車日と時間についてバイク屋と相談して決めましょう。
まず時間帯は午前中がオススメです。理由は以下のとおり。
- 明るい状況でバイクの状況をしっかり確かめられる。
- 明るい時間帯に乗って帰った方が安全。
- 納車から帰宅の間に何かトラブルがあっても対応する時間を確保できる。
日にちは、できれば平日が良いです。平日午前中はバイク屋は比較的暇なので、受け取るバイクに関する説明を細かく聞くことができます。
また、当日が雨などの悪天候になった場合は納車日をずらせるかも確認しておきましょう。
わざわざ経験値ゼロで悪条件で走る必要はありません。
雨の中の走行なんてこの先いくらでも経験できます。
ちなみにわたしは日曜の開店直後の時間としました。
何か考えていたわけではなく、ただ1秒でも早く手にしたかっただけなんですけどね。
バイクに相応しい服装を用意する
ヘルメットは当然として、グローブやシューズ、ジャケット、プロテクター等を一通り用意しましょう。
バイクに乗って帰るのですから当然です。
最初から気合入り過ぎと見られないかとかいう心配は不要です。
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20:バイク乗り出しに必要な装備一式を解説。プロテクターを忘れないで!
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また、自賠責等の書類一式を持ち帰ることになるので何らかの入れ物を用意しておきましょう。
両手が空くものであれば適当なリュックやボディバッグでOKです。
バイク屋から自宅までのルートを確認する
Google Maps等を使い、バイク屋から自宅までのルートを事前に確認しておきましょう。
車を持っていて普段使い慣れている道であれば特に不要かもしれませんが、あまり通ったことのない道であったり距離があるのであれば確認しておいた方が良いです。
道中にあるコンビニやガソリンスタンドの位置も大事です。
初めてバイクで公道に出るわけですから、普段車を運転しているようにはいきません。
慣れるまではバイクの操作で手一杯で、周囲の状況を把握する余裕がありません。
また、車や原付の免許を持っておらず、納車日に初めて公道に出るという方はできれば誰かに付き添いに来てもらいましょう。
公道は初心者には厳しい世界です。最初は先導してもらって制限速度以下でゆっくり走るくらい慎重でOKです。
ちなみにわたしは自宅からバイク屋まで約4kmしか離れてなかったですし、普段車でよく使う道だったのでルートは特に意識しませんでした。
しかし、この道をバイクで走ったらどうかということは何度も頭の中でシミュレーションしました。
ガソリンスタンドの場所を確認する
納車直後のバイクはガソリンが最低限しか入っておらず、給油しないことにはまともに走ることができません。
帰宅途中にガソリンスタンドに寄るか、一旦帰宅してから改めて給油に出かけるかはそれぞれあると思いますが、何にせよ初めての給油を行うガソリンスタンドの場所は確認しておきましょう。
その際、左折で入れて左折で出られるガソリンスタンドを選びましょう。
右折は納車初日はちょっと難度高いです。
Googleストリートビューでガソリンスタンドの様子を確認しておくのも良いですね。
バイクに関する説明をしっかりと聞く
納車当日、バイク屋に行くと既に自分のバイクが用意されています。
ピカピカに磨き上げられ、乗ってください!と訴えてきます。
すぐにでも乗りたくなりますが、一旦深呼吸して店員の説明をしっかりと聞きましょう。
自分で選んだバイクですからいろいろ調べ尽くしてはいると思いますが。
キーの位置やエンジンのかけ方、ギヤチェンジの仕方、サイドスタンド/センタースタンドのかけ方/外し方、等々。
特に気にしておきたいのはガソリンの入れ方です。これは教習所では教わらないですからね。
給油口の開け方なんかは意外と盲点です。
その他、わからないことは聞けるときに聞いておきましょう。
何しろ初めての自分のバイクなんですから、知らなくて当たり前です。
何も恥ずかしいことはありません。
無理はしない
店員から説明を受け、キーを受け取ったらいよいよ自分のバイクに乗ります。
バイクに乗りたいと思ってからここまで、どれだけの時間と労力を費やしてきたでしょうか。
楽しみで楽しみで興奮がおさまらないと思いますが、ここでもしっかりと落ち着きましょう。
繰り返しになりますが、納車当日はそのバイクの経験値が最も低い、つまりまったく慣れていない状態です。
バイクを操るだけで手一杯の教習3日目くらいの状態になりがちです。
帰宅ミッションは慎重に慎重を重ねて、超絶安全運転で遂行しましょう。
よくある失敗
わたしは経験せずに済みましたが、一般的に言われる失敗例です。
バイク屋を出た瞬間に転倒・立ちごけ
バイク屋ある程度大きな通りに面していることが多いです。
つまり、バイク屋を出るといきなり交通量の多い道路を走ることになりますし、得てしてそういう道路に出るときは段差があります。
ここで不慣れと焦りから段差で転倒したり立ちごけしたりということがあるようです。
俗に言う「外装慣らし」を秒で完了させるわけですね。場合によってはバイク屋に逆戻りです。
道に迷う
車ならカーナビを頼りにできますが、納車ホヤホヤのバイクではナビ(スマホ)を取り付けたりはしていないと思います。
停車してスマホで地図を確認しようと思っても、停車するタイミングが無くズルズルと走り続けているうちによくわからないところに出てしまったりします。
なので、帰宅ルートはしっかり事前に確認しておきましょう。
ガス欠
ガソリンスタンドに到着する前にガソリンが切れてしまうケース。
上でガソリンスタンドの場所を確認しようと記載しましたが、できる限りバイク屋から近いガソリンスタンドを目指しましょう。
ガソリンの入れ方がわからない
給油口の開け方がわからないというのもありますが、ガソリンスタンドを利用したことがない人の場合、やり方がよくわからないということもあるそうです。
確かにガソリンの入れ方なんてどこでも習わないんですよね。
特に最近はセルフのスタンドが増えていますから。
わからなければ運転経験のある人に聞いたり、給油をやらせてもらったりしておきましょう。
まとめ
バイク納車日は、そのバイクに対する技量が一番低い状態です。
このことをしっかりと認識した上で、事を進めましょう。とにかく安全第一です。
そして帰ってきたら、愛車の写真を撮りまくりましょう。
いずれいろいろ手を入れていくことのなるので、まっさらな状態の写真って実は貴重になりますよ。
わたしも数枚しか残っていません。

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