「バイクに乗るときはプロテクターが必要だと言うけど、正直ダサくない?」
「あまり目立たない感じの膝プロテクターない?」
こんな要望を持った人が関心を持つのがラフ&ロードの2製品かと思われます。
- RR10064 ステルスフィットニープロテクター
- RR10082 プロテクションスパッツ
わたしはこちらの2つのプロテクターを1年以上使っているので、実際の使用感含めて紹介します。
目次
ラフ&ロードとは
ラフ&ロードは横浜に本社を置くオートバイ用品を販売する企業で、自社開発製品も販売しています。
ジャケットのラインアップを見ると雰囲気がつかめると思いますが、アドベンチャーやオフロード系のイメージです。
テントや焚火台も販売しているあたり、旅ライダーがをターゲットにしていることが見て取れますね。
バイクウェアとしては比較的カジュアルな感じで、街中やキャンプ場でもそこまで浮くことは無さそうです(無いとは言っていない)
お値段もお手頃なので、とりあえずバイクウェアを試してみたい人にはオススメです。
RR10064 ステルスフィットニープロテクターとは
その名の通り膝を保護するプロテクターです。パンツの上から装着するタイプです。
膝用のプロテクターと言うとバイクの教習で着用していたと思いますが、いかにもって感じで正直ダサいですよね。
その見た目をスマートにしたものがこれです。
「ステルス」というのは、装着しても目立たないということを意味しています。
ハードプロテクターが表面に出ていないだけでだいぶ印象が違いますね。
外観チェック
早速見ていきましょう。
いいところ
あまり目立たない
比較的目立ちません。
黒のパンツであれば遠目には装着していることはわからないでしょう。
それ以外の色だと、さすがにね。
実際どんな感じかは後ほど写真を載せているのでご確認ください(繰り返し)
CEプロテクターが付属
CEマークの付いたプロテクターが内蔵されています。
LEVEL 2の記載が無いのでLEVEL 1と思われます。
実際に転倒した際に、膝はしっかりと保護してくれました。
プロテクターがカバーしていなかった脛やふくらはぎは怪我しましたが。
値段がお手頃
Amazon等で実売2500~3000円程度で販売されています。
気軽に買える値段ですね。
保管時にかさばらない
うまい具合に左右重ねられることもあり、外して保管する際にかさばりません。
バイクのメットインやホムセン箱に気軽に突っ込んでおけます。
気になる点
外れやすい
ベルクロが短いのか弱いのか、バイク乗車中に膝を曲げ伸ばしするとたまに外れることがあります。
歩行中もずれてしまうことが多いので、外した方がよいです。
着脱は簡単なので特に問題はありません。
装着してみた
百聞は一見に如かず。ご確認ください。
身長170cmのおじさんです。
RR10082 プロテクションスパッツとは
こちらは膝だけでなく、ひざ下(要するに脛)も保護するタイプになります。
いわゆるニーシンガードの一種ですね。
こちらもステルスフィットニープロテクターと同様にハードプロテクターが表面に出ていないので、見た目がすっきりしています。
外観チェック
いいところ
あまり目立たない
こちらも「比較的」目立ちません。
また、足首まであるので大きいのですが、ニープロテクターよりかえって目立たないと思います。
実際どんな感じかは後ほど写真を載せているのでご確認ください。
脛も保護できる
保護できる範囲が広いのは安心感があります。
プロテクターを着けているから大丈夫というわけではないですが、あると無いとでは大違いです。
外れにくい
実際に使ってみて目から鱗でしたが、ずり上がり防止フラップが非常に優秀です。
これのおかげでずり上がりが全く無く、寒い冬に足首から冷たい風が吹き込んでくることもありません。
これを使えるようにバイクシューズを選んでも良いくらいです。
風を防いでくれる
バイクの種類にもよりますが、膝から下は意外と風を受けます。
特に足首から風が入り込んでくると冬場はかなりの寒さです。
よく防寒は「首」の付く部位をしっかりする必要があると言いますが、上述のずり上がり防止フラップを使用することで足首からの風の入り込みを防いでくれます。
防寒用途としても優秀です。
と思ったらまさに防寒用のものも出ていました。
そのまま歩ける
ひざ裏と足首の2点で留めているので、歩いてもずれてくることはほとんどありません。
ちょっと散策する程度なら着けたままでも大丈夫です。
サイズが2種類ある
「スタンダード」と「ロング」の2種類のサイズがあります。
- スタンダード:身長150~175cm
- ロング:身長165~185cm
身長170cmのわたしがロングを使用していますが、特に問題ありません。
迷ったらロングで良いと思います。
気になる点
うまく装着するのが難しい
意外と装着するのが難しいです。
商品紹介ページのようにきれいにはなかなかなりません。
少し慣れが必要です。
夏は暑い
風を遮るので夏は暑く感じます。
プロテクターはこれに限らずそうですが。
ちょっと大きい
保護している部位が大きいので仕方ないですが、外して保管する際にかさばります。
バイクを降りた時も、ADV150のメットインなら入りますが、車種によってはどうしようもなくなる場合もあると思います。
装着してみた
百聞は(略
比較 使い分け
比較表にまとめてみました。
RR10064 ステルスフィットニープロテクター |
RR10082 プロテクションスパッツ |
|
見た目 | ○ | ○ |
保護性能 | △ | ○ |
着脱しやすさ | ○ | △ |
外れにくさ | △ | ○ |
防風・防寒 | △ | ○ |
値段 | 2500~3000円 | 5000~6000円 |
こんな感じで使い分けています。
- RR10064:下道のみのツーリング。半日、片道50km程度まで。暑い時期。
- RR10082:高速道路を使う場合は必須。半日以上、片道50km以上。寒い時期。
ですが、実際のところ使い勝手がいいのはRR10082の方なんですよね。
ADV150の乗車姿勢と相性が良いですし、とりあえずメットインに入れておけますし。
最近は暑くてもこちらの方が出番が多くなっています。
九州へのロングツーリングの際も当然RR10082でした。
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まとめ
どちらを買えば良いか?と聞かれれば、答えはこうです。
なお、写真に写っているシューズ「RSタイチ DRYMASTER-FIT フープシューズ RSS011」について別でレビュー記事をまとめています。
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バイク用品店は割高
最後に、バイク用品の買い方を書いておきます。
残念ながらバイク用品店は割高で、ポイント還元率も低いのが実情です。
こんな感じで買いましょう。
- バイク用品店で実物を確認する
- サイズ感、質感、カラーを確かめる
- 可能なら試着する
- スマホをこっそり取り出し、Amazonの買い物かごに入れておく
- 帰宅してからAmazon、Yahooショッピング、楽天市場を比較して最安のところで購入する
バイク用品は高価なので、購入する際は慎重に行きたいですね。
わたしは結局Amazonを一番使っています。プライム会員になるとサービス含めた総合点でナンバーワンです。
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