2-1:【慣らし運転①】バイクを手に入れたらまずは近くを走ってみよう

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ついにバイクを手に入れたぞ。じゃあ早速乗っていこうぜ!

とは言え、バイクはアブナイ乗り物です。

なので最初はバイクに慣れていく必要があるのですが、その際、ただ近くをぐるぐる走るよりは目的地を定めて走った方がいろいろ身に付いてベターです。

最初は近くの目的地から始め、自信をつけてから徐々に遠くへ向かうのがよいと思います。

 

からす
まずは片道10~20kmを目安に走ってみましょう

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慣らし運転とは

Wikipediaからの抜粋。

一般に、機械や装置類の故障発生は故障率曲線によって示されるが、使用開始直後は初期故障期にあたり、故障率は時間の経過とともに低下し、やがて安定した状態になっていくことが知られている。部品の組み立て集合体である自動車やオートバイもこの例外ではなく、使用開始直後は初期故障による故障の可能性が高い状態にある。

自動車やオートバイにおいても、当然、厳しい工程内検査や出荷検査が課されてはいるが、実際に動作させて熱変化や振動などに曝されると、各部品自体の、あるいは部品相互間の干渉、組み立て時に締めたねじが緩むなどの事象が生じるため、故障に至る可能性が高くなると理論上は考えられる。このため、各自動車メーカーは新車販売1か月後あるいは3か月後、あるいは走行距離が1,000kmや3,000kmに達する前に、新車点検整備を無料サービスとして実施している。

ユーザ側としても新車購入直後に全負荷をかけるような無理な運転を避けることを心がけ、新品の間(一定走行距離に達するまで)、エンジン回転数を抑えた運転を行なうことを慣らし運転という。

要するに、部品が馴染むまでは控えめな運転をしましょうってことです。納車の際にバイク屋から説明を受けると思います。

 

具体的には以下のようなことを気にしながら乗ります。だいたい1000kmくらいが目安です。

  1. エンジンの回転数を上げ過ぎない
  2. なるべく多くのギヤを使う
  3. 急加速、急減速、急カーブをしない

最後の項目なんかは、慣らし運転が終わったとしても気をつけたいですね。サーキット勢は別として。

 

また、慣らし運転は自分がバイクに慣れる期間でもあります。バイクの癖をつかみ、バイクと仲良くなるためにもしっかりと体に馴染ませましょう。

からす
自分のバイクと長く付き合っていくためには最初が肝心ですよ!

 

どこへ行こうか考える

さて、どこへ行ってみようか、どこを走ってみようかと考える際に役に立つのがツーリングマップルです。

バイク乗り目線で、グルメ、キャンプ場、景色の良い道、走行時の注意点がたっぷり収録されており非常に役に立ちます。

バイクに乗るなら1冊持っておきましょう。値段は高くなりますが、ツーリングマップルRの方が使いやすくオススメです。

ツーリングマップルやGoogle Mapsを眺めて、最初の目的地を考えてみます。

 

最初の目的地設定のポイント

アブナイ乗り物でいきなりアブナイ道を走るのは避けましょう。

最初のお出かけ先を考えるときは以下をポイントにするとよいと思います。

  • 知っている道
  • 狭すぎず、広すぎない道
  • 交通量が少ない
  • ルート上にコンビニがある
  • 目的地はあまり人気(ひとけ)が無いところ

知っている道・・・なるべく知っている道を走りましょう。せっかくバイクを手に入れたんだから新しい景色を見たいと思うのは当然ですが、もうちょっと辛抱です。

ちょうどいい広さの道・・・最初は車の少ない狭い道で練習を、と思うかもしれませんがやめた方がいいです。実際は一時停止が多くストレスですし、歩行者、自転車、路駐の車等気をつけるところが多すぎます。その意味では広い道の方がいいのですが流れが速いバイパスや一桁国道などは避けましょう。単純に危ないです。

交通量が少ない・・・初めて公道に出るときは、自分で思っている以上に周りが見えていません。慣れるまでは交通量が多い道は避けた方が無難です。特に初心者は二輪を目の敵にしたような無茶な追い抜きに合うこともしばしばです。

コンビニ・・・ヘルメットの具合が悪かったり、ファスナーを閉め忘れたりとか、最初は細かいミスが出て一度止まりたくなります。で、止まりたいと思っても止まれる場所って意外と無いんですよ。なので、コンビニが道中にあると安心です。

目的地は人が少ないところ・・・初めてのお出かけで無事に目的地にたどり着くと、興奮してバイクの写真を撮りまくることになります。このときにあまり人がいるとちょっと気恥ずかしいです。できれば人気が無いところで気が済むまで撮影会をやりましょう。

 

目的地の具体例

例えばこんなところが候補になります。

  • 道の駅
  • カフェ/レストラン
  • 灯台
  • ダム

自宅からの距離を踏まえて目的地を設定しましょう。

目的地を決めたら、ツーリングマップルを見ながらそこに至るルートを決めます。

 

からす
さて、わたしの最初の目的地はどこだったでしょうか?

 

公道では真ん中を走ろう

教習中に「キープレフト」という言葉を習ったかもしれません。車線の左寄りを走りなさいということなのですが、ぶっちゃけ一旦忘れた方が良いです。

理由は2つ。

車の追い越しを誘発する
→車から見ると左端に寄っているバイクは追い越してくださいと言っているように見えます。なのでガンガン抜かれます。まったく意識していないときにいきなり追い越しをされるとけっこうビビります。
※実際に追い越して欲しい時は左に寄って譲りましょう。

路面状況が悪い
→路肩付近は低くなっているのでゴミなどが溜まりやすくなっています。なので、小石や釘、ガラス片によるパンクやスリップのリスクが高まります。

なので、堂々と車線の真ん中を走るようにしましょう。慣れてきたら左寄り、右寄りを使い分けられるようになってきます。

 

バイクで公道デビューする人

なお、上記は車の運転にある程度慣れているというのが前提です。

運転免許はバイクが初めて、公道に出るのもバイクが初めてという人は一人で出かけるのではなく、必ず誰かに付き添いに来てもらいましょう。

別に脅すわけではないですが、バイクに慣れるのと公道に慣れるのを同時進行はけっこう大変だと思います。

 

わたしの最初の目的地

勿体ぶりましたが、わたしの最初の目的地はダムでした。

金沢市の外れにある、医王ダムという小ぶりのロックフィルダムです。

自宅から15kmほどというちょうどいい距離。途中までの道は車で何度か通ったことがあり、交通量は比較的少ないのは認識。

うん、初めての目的地に相応しい

 

記録を見ると、11月20日(日)にクロスカブが納車され、3日後の23日(水)勤労感謝の日に早速出かけています。

初めてのバイクでのお出かけにドキドキしながらも、道中特に危ないことも無く到着できました。

この間にギヤチェンジやブレーキの感覚を身体が覚えていきました。

 

そして、やべー!超楽しい!と一人ではしゃいでおりました。

 

110ccのカブですし、このときはたぶん50km/hまでも出していなかったと思うのですが、それでも風を受けながら走っていると何とも言えない高揚感がありました。

アイリス箱は納車日に取り付けました。

目的地でひとしきり写真を撮って満足したら、来た時とは違う道を通って帰宅です。

ダム滞在時間も含めてせいぜい2時間くらいだったのですが、なんだか大冒険を成し遂げたような気がして、妙な達成感があったのを覚えています。

その日だけ見ればたった2時間の出来事でしたが、教習所に通い始めてから2ヶ月半、バイクに乗りたいと思ってからだと半年近くかかっているわけですから、それも当然かもしれませんね。

からす
この気持ちは一生大切にしていきたいなあと思います。

 

ダムを巡る

余談ですが、その後いろいろなダムを回るようになりました。

ダムは山の中にあるので、たどり着くまで走っていて楽しい道が多いんですよね。

今でもちょくちょくダムを目指しています。ちなみにダムカードは集めていません。

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