乗りたいバイクが決まったら、どのバイク免許を取るのかを考えましょう。本記事ではバイクの免許って何があるの?どの免許を取ればいいの?という疑問に対してさくっと解説していきます。
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こんな方におすすめ
- 今までバイクと無縁に生きてきたのでバイク免許の種類がわからない
- バイクに乗ってみたいけどどの免許を取ればいいのか知りたい
- バイクの免許取得にかかるお金ややることを知りたい
どのバイク免許を取得すべき?
400ccまでのバイクに乗れる普通自動二輪がオススメです。わたしもこれ。
理由
- コスパが良い
- 拡張性に優れる
「絶対に大型バイクに乗りたい!」という少年のような純粋な瞳を持ったおじさんは勝手に大型自動二輪を取ってもらうとして、すでに肉体的なピークを過ぎている大人はお体力と判断力と瞬発力が落ちているので、慎重にいきたいところです。
普通自動二輪であれば例えば原付二種から乗り始めても400ccまでステップアップできるので、十分にバイクライフを楽しめます。
教習所に通っている間に乗りたいバイクが変わるなんてのもよくある話です。
それでも物足りず大型に乗りたくなった時に改めて大型自動二輪を取れば十分です。ちなみにわたしにその時はまだ来ていません(X-ADVにちょっと憧れています)
逆に原付二種でいいというおじさんには小型自動二輪の選択もありますが、コスパ悪いのでオススメしません。
バイク免許には7種類ある
バイク免許には、次の7種類があります。
ポイント
- 原動機付自転車免許(原付免許)
- 普通自動二輪免許(小型)
- 普通自動二輪免許(小型・ATに限る)
- 普通自動二輪免許
- 普通自動二輪免許(ATに限る)
- 大型自動二輪免許
- 大型自動二輪免許(ATに限る)
以下にてそれぞれ詳しく説明していきます。
が、AT限定の3と5と7はゴミなので無視します。理由は後述。
排気量とは?
排気量とはエンジン内の広さを指します。単位は「cc」で表します。
超ざっくり言うと、排気量が大きいほどパワー、スピード、加速力があります。
一方でエンジンが大きくなるので車体も大きく、重くなります。値段も高くなります。
バイクの免許はマニュアルかオートマか、それから排気量によって分かれています。
ポイント
- 50cc以下:原付。原チャリ。原付免許が必要。
- 51cc~125cc:原付二種。小型限定普通二輪免許が必要。自動車専用道は走れない。
- 126cc~400cc:いわゆる普通のバイクのイメージ。普通自動二輪免許が必要。
- 401cc以上:大型バイク。この世で最もムダな乗り物(誉め言葉)。大型自動二輪免許が必要。
なお、道の駅とかで休んでいると「そのバイク何cc?」と絡んでくる通称「ナンシーおじさん」がたまに出現するゾ。要注意。
原付免許
ポイント
- 運転可能なバイク:排気量50cc以下
- 取得にかかる費用:8,050円(受験料1500円、交付手数料2050円、原付技能講習受講料4,500円)
- 最短取得可能日数:1日
いわゆる「原チャリ」に乗れるお手軽免許。2段階右折とか30km制限とかムリゲー要素強め。
普通自動車免許があれば乗れるので、学生以外はわざわざ取る必要は無いでしょう。なので詳細割愛。
なお、以降は普通自動車免許ありの前提で記載します。大人ですから。
普通自動二輪免許(小型)
ポイント
- 運転可能なバイク:排気量125cc以下
- 取得にかかる費用:8~12万円(教習所に通う場合)
- 必要技能教習時間:技能教習10時間 ※補修なしの場合
- 学科教習:普通自動車免許ありなら免除
125cc以下は通称「原付二種」と呼ばれる、維持費が安く燃費もよくてそこそこ走る、賢いおじさんたちに人気のカテゴリ。
ただし、免許としては教習所によっては小型二輪のコースを用意していないところもあり、微妙な部類。
金額も別に安くない。コスパ悪し。
わたしもクロスカブに乗るつもりだったから、近いところから3件教習所に電話したらどこも小型二輪のコースが無かったので、あーこれは需要ないんだなーと理解しました。
普通自動二輪免許
ポイント
- 運転可能なバイク:排気量400cc以下
- 取得にかかる費用:12~18万円(教習所に通う場合)
- 必要技能教習時間:技能教習17時間 ※補修なしの場合
- 学科教習:普通自動車免許ありなら免除
ザ・バイクの免許。不動の一番人気。免許証の表記は「普自二」
乗れるバイクの種類が一気に広がります。
大型自動二輪免許
ポイント
- 運転可能なバイク:すべてのバイク
- 取得にかかる費用:18~25万円(教習所に通う場合)
- 必要技能教習時間:技能教習31時間 ※補修なしの場合
- 学科教習:普通自動車免許ありなら免除
強い。なんでも乗れる。わたしは取ってないから知らんけど。
最近は教習所でいきなり取れます。免許証の表記は「大自二」
AT限定(小型・普通・大型)
はいゴミです。車と違ってバイクの免許はATの方が難しいです。難しいくせに乗れるバイクが限られるという謎の存在。
スクーターとかカブに乗るつもりでいても、後からマニュアルのバイクに乗りたくなったらどうするんですか。
免許はマニュアルで取っておいた方が絶対に良いです。
需要が無いので、コースを用意していない教習所も多いのが実情です。
取得するバイク免許を決めたなら
どうですか?取得するバイク免許は決まりましたか?
どれくらいお金が必要か見当がつきましたか?
必要なお金は準備できそうですか?
バイクはそれなりにお金がかかる趣味です。
今のうちにお金の計画をしっかりと立てておきましょう!
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07:バイクにかかるお金を初期費用、維持費用、お楽しみ費用に分けて解説
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補足
・自動車教習所の金額はかなり幅があるので目安と考えてください。
・技能教習は1日2時間までとして必要な日数を考えましょう。
・試験場でいきなり試験を受けて取得する方法もありますがおじさんには無縁なので割愛します。
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