07:バイクにかかるお金を初期費用、維持費用、お楽しみ費用に分けて解説

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これからバイクに乗ろうと考えている諸君。ぶっちゃけ、バイクはお金がかかる趣味です。バイクにどれくらいお金がかかるかしっかり理解できていますか?

アラフォーになってからバイクに乗り始めたわたしが、実体験を元に初期費用、維持費用、お楽しみ費用(ウェアとかカスタムとか諸々のグッズとか)の3つに分けて解説していきます。

バイクにかかるお金をしっかり理解すれば妻の理解も深まりますし、計画的なバイクライフを送ることができますよ!

こんな方におすすめ

  • バイクにかかる費用はなんとなくわかるけど、実際にどれくらいかかっているのか知りたい
  • 毎月のお小遣いが厳しい

初期費用

この項目ではバイクに乗り出すまでの初期費用について解説します。

免許取得費用

自動車教習所に通う場合、教習所によってけっこう差がありますが、普通自動車免許を持っている人が普通自動二輪を取得する場合、だいたい10万円は見ておきましょう。

ポイント

免許取得費用目安:10万円

ヘルメット

ホームセンターで数千円から売っていたりしますが、ヘルメットの値段は命の値段と言うくらいなので避けましょう。

ベストはARAISHOEI。ただし高い。最低でも5万から。

次善として国産のフルフェイス、もしくはジェットヘルメット。OGKとかWINS辺り。

わたしが最初に購入したのはOGK KABUTOのASAGIというシリーズになります。20,014円。

※今は廃盤になっています。

これに曇り止めのピンロックシート1,691円を付けて、合計21,705円。

ポイント

ヘルメット購入費用目安:3万円

バイク本体+諸経費

初期費用のうち、最も大きいのはバイク本体ですが、購入の際はこの他に登録手数料や重量税や自賠責保険料がかかってきます。ざっくりですが、125cc以下(原二)で本体価格+3万円、250cc以下で+4万円、400ccで+6万円程度は最低限見ておく必要があります。

また、オプションやパーツの取り付けを依頼する場合はその費用もかかってきます。

これは人によるので何とも言えませんが、必要なものは納車時に取り付けてもらった方が良いです。

個人的にはグリップヒーターとETCは必須装備です。

必要な費用を一覧表にまとめようかとも思いましたが、それだとめんどくさい面白くないので、実際にわたしがバイクを購入した際の初期費用を公開します。

購入店はいずれもレッドバロンです。


【実例】クロスカブ JA10(新車)

本体価格 ¥280,800 本体価格 ¥280,800
BL-10(バーロック) ¥10,800 用品・諸費用他計 ¥48,054
車体カバー ¥7,230
グリップヒーター(工賃込み) ¥23,544
登録手数料 ¥6,480
納車点検料(ショップ負担) ¥0
オイルリザーブシステム ¥6,000 オイルリザーブシステム ¥6,000
値引き -¥1,244 値引き -¥1,244
自賠責保険料(60ヶ月) ¥17,330 保険料・重量税他計 ¥19,930
盗難保険料 ¥2,600
合計 ¥353,540 合計 ¥353,540

【実例】ADV150(展示車)

本体価格 ¥409,000 本体価格 ¥409,000
ETC(工賃込み) ¥38,280 用品・諸費用他計 ¥96,730
グリップヒーター(工賃込み) ¥29,850
登録手数料 ¥19,800
納車点検料(ショップ負担) ¥0
納車・輸送料 ¥8,800
オイルリザーブシステム ¥12,000 オイルリザーブシステム ¥12,000
自賠責保険料(36ヶ月) ¥11,960 保険料・重量税他計 ¥16,860
重量税・登録印紙代 ¥4,900
合計 ¥534,590 合計 ¥534,590

ポイント

購入時諸費用:バイク本体価格+3~6万円+α(オプションに応じて)

保険

バイクに乗る場合は、必ず任意保険に入りましょう。家族のためです。

年齢や等級、補償内容により大きく変わるので一概には言えませんが、2~4万円/年くらいは見ておきましょう。

ちなみに、125cc以下(原二以下)だと、自動車保険のオプションのファミリーバイク特約が使える場合があります。

こちらはだいたい1万円/年以下で加入できるのでお得です。自動車保険を契約しているなら一度確認してみてはいかがでしょうか。

わたしはクロスカブに乗っていた際はファミリーバイク特約で5,000円/年程度。

現在のADV150では18,690円/年となっています。

ポイント

保険料の目安:2~4万円/年

原二はファミリーバイク特約がお得!

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初期費用まとめ

まとめると、初期費用としてバイク本体の他にこれくらいかかります。免許取得費用は別枠。

ポイント

  • ヘルメット購入費用:3万円
  • 購入時諸費用:3~6万円+α(オプションに応じて)
  • 保険料:2~4万円
  • 合計:8~13万円+α

維持費用

バイクそのものを維持するための費用をこちらの項目にまとめています。

バイクの維持費用の内訳

わかりやすさを優先してまとめるとこんな感じです。

ポイント

  • 軽自動車税:毎年。排気量によって2,000~6,000円。
  • 自動車重量税:251cc以上は毎年。1,900円。
  • 自賠責保険:12ヶ月の場合毎年。排気量によって7,500~8,290円
  • 車検費用:250cc以下は不要。251cc以上は初回登録から3年後。以降2年ごと。5~10万円。
  • ガソリン代:走行距離次第。5,000kmなら1.2~2万円程度。
  • 駐車場代:場所による。
  • 消耗品・メンテナンス代:2~4万円程度

排気量別に見たバイクの年間維持費

排気量別に見たバイクの年間維持費を以下の表にまとめました。

乗り方やバイクの種類によって年間維持費は異なってくるので、あくまで目安です。

バイクの種類 年間維持費
~125cc(原二) 60,000~70,000円
250cc 70,000~80,000円
400cc 110,000~130,000円
750cc 130,000~140,000円
1,000cc 150,000~160,000円

 

お楽しみ費用

初期費用、維持費用の項目に挙げたのは、法律的に&とりあえず最低限安全にバイクに乗るための費用です。

でも、バイク関連でお金がかかるというか、かけたくなってくるところを最後にまとめます。

バイクライフを楽しむための投資です!

ウェア・プロテクター

普段着でバイクに乗ってもダメなことはないですが、安全性や快適性を考えると専用のバイクウェアを着用した方がベターです。

ただ、バイクウェアって高いんですよねえ。1着2万とか当たり前。

そこまで金はかけられん!って人はプロテクターだけでも身に付けましょう。

ちなみにわたしはクロスカブに乗っていた際はもっぱらワークマン製品で代用していましたが、それでも試行錯誤し続けた結果、年に3万くらいは使ったと思います。まあこの辺は別途。

バイクウェア・プロテクターを見る

グローブ

これもウェアと同じく、バイク専用品は高価です。なのでもっぱらワークマン製品で代用していました。

ただ、グローブに関しては手に合う合わないが大きいので、高いからいいというわけではないです。数百円のものでもしっくりくればそちらの方がベター。

手にぴったり合うものを求めて、たぶん1年で5双は買いました。それでも1万円は行っていないと思います。

この辺も別途記事にまとめたい。

バイクグローブを見る

カスタムパーツ

カスタムというと大げさな感じがしますが、自分の好きなように、乗りやすいようにバイクをいじっていくのも楽しいものです。

方向性は様々ですが、わたしの場合はツーリングの快適性を求める方向へ進みました。

ウインドスクリーン、USB電源、スマホホルダー、ホムセン箱辺りは最初から付けていました。

最初の年が一番お金使ったと思いますが、4~5万円といったところでしょうか。

こちらも別途記事にまとめたい。

工具類

バイクをいじるための工具です。一通りそろえている人も多いと思いますが、わたしは足りないものも多かったのでちょくちょく買い足していました。

なんやかんやで1万円くらいは使ったと思います。万が一のときのためにずっとバイクに積んでいるものもあります。

積載用品

バイクは荷物を載せるスペースがありませんが(スクーター等一部車種を除く)、やはり荷物を載せたい時があります。

選択肢としては常設するリアボックス(箱)か、シートバッグ。が、相変わらずバイク専用品は高いのです。

カブだったらホムセン箱こそ正義

その他遊び道具

バイクに乗って何をするかに大きく関わってきますが、バイクで行った先でやりたいことがきっと出てきます。

最近だとキャンプや釣りなんかが人気ですね。

わたしはキャンプツーリングに目覚めたので、テントやら寝袋やらバーナーやらクッカーやら焚火台やらどんどん荷物が増えていきました。

最後に

バイクに乗るにはお金がかかりますし、乗っているとお金をかけたくなってきます。

それでもバイクに乗るのは、乗り続けるのは、それに見合った楽しさがあるからです。

でも、それで家計に負担をかけたり借金したりしては本末転倒です。

からす
どれくらいお金がかかるかをしっかりと認識した上でバイクライフを楽しみましょう!

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