スマホナビを使用してツーリング中に突然の雨に見舞われた場合、どんなリスクがあり、どう対応すればよいのでしょうか?
意外と曖昧なその辺をちょっこし解説してみたいと思います。
目次
まずは結論から
気が短い人のために結論を。ツーリング中に雨が降ってきたときにやるべきことはこれだけです。
- 充電ケーブルを抜く
- 画面をロックする(Androidなら「画面そのままロック」をONにするだけ)
諸々前提条件がありますが、順番に見ていきます。
なお、当ブログではナビ専用のスマホを別で用意し、回線はpovo 2.0をトッピング無しで使用、バイクへのマウントはRAM Mountを推奨しています。
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雨で何が問題となるのか
バイクでスマホをナビにして走行している状態を考えます。
消費電力が激しいため、何らかの方法でバイクから電源を取り出してスマホに充電(充電端子に有線接続)しながら使うというのが一般的です。
また、画面は常時点灯で、必要に応じて操作できるようになっています。
この状態で雨が降ってきた際に問題となるのは2点です。
- 充電部から浸水し電源が落ちる
- 水滴で意図しない動作が誘発される
電源が落ちる
充電ケーブルが刺さっている状態で雨に濡れて、接続部分に水滴が侵入する、つまり充電端子が濡れてる状態で充電を行うと、スマホが漏電と判断し電源を自動で落とします。
スマホ自体は防水仕様であっても、充電中は例外です。
最悪故障します。
意図しない動作が誘発される
スマホの画面が水で濡れると、濡れた部分がタップされたりフリックされたりと誤認され、意図しない動作を起こすことがあります(細かい仕組みは割愛します)
このため、見たい画面が突然切り替わる場合があります。
問題への対策
充電ケーブルは抜く
充電端子が濡れている状態で充電をすることがNGなわけですから、充電ケーブルを抜いてしまえばよいのです。
走行中はケーブルの始末ができずブラブラするかもしれませんが、走行に支障はないでしょう。
逆に走行に支障が出るようなケーブルの取り回しをしているようでは問題です。
画面をロックする
水滴がタッチ操作を誘発するのであれば、タッチ操作を無効化してやります。
AndroidとiOSでやり方が異なるので、簡単に解説します。

Androidの場合は、アプリの「画面そのままロック」を使いましょう。
使い方は極めて簡単です。
インストール後、上部の通知バーを下にフリックすると下記画面が出るので、タッチするだけです。
解除方法はいろいろ設定できますが、音量上げるボタン、音量下げるボタン辺りを設定しておくと便利でしょう。
iPhoneで画面ロックする方法は各自調べてください。
防水スマホホルダーは要らない
バイク用に防水のスマホホルダーがあります。こういうやつですね。
これ、使ったことありますが、着脱/出し入れがクソめんどくさいです。
また、構造的に熱がこもるので、熱暴走の危険が増します。
なので使わない方がよいです。
まとめ
ツーリング中に雨が降ってきた場合は、速やかに以下2点を実行しましょう。
- 充電ケーブルを抜く
- 画面をロックする
雨の時に無理してスマホナビを使わなくても、と言う方もいるかもしれませんが、見知らぬ土地を悪天候の中、ナビも無く走る方が危険ではないでしょうか。
実際、わたしもツーリング先で突然の大雨に降られたことがあります。
その時はバイパスを走っていたので止まることができず、充電ケーブルは何とか抜きましたが、水滴のせいでナビ画面がめちゃくちゃになってしまい非常に苦労しました。
大した手間ではないので、スマホナビには画面そのままロックを入れておきましょう。
