【聴く読書】Amazon Audible(オーディブル)を実際に使ってみた

本を読みたいけどなかなか時間が取れなくて…といった方に最近流行っているのがオーディオブック、いわゆる「聴く読書」です。

オーディオブックサービス大手、Amazonが提供するオーディブル(Audible)を利用し始めて3ヶ月ほど経過したので、ガチでレビューしてみたいと思います。

 

正直なところ、利用するまではちょっと馬鹿にしていました。ですが実際に利用してみるとこれがなかなか良いです。

からす
今では通勤のお供に手放せなくなりました

Amazon Audibleとは

Audibleは、プロのナレーターが朗読した本をスマホアプリで聴けるサービスです。

移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能です。

その名のとおりAmazonが提供しており、定額聴き放題(月額1500円)12万作品以上の充実したコンテンツが特徴です。

よかった点

定額聴き放題であること

1つずつ作品を購入するのではなく定額聴き放題、いわゆるサブスク形態を取っていることでいろいろな作品を聴くハードルが下がります。

本屋でパラパラと立ち読みする感覚で、試しに少し聴いてみるというのが可能です。

特に小説ではナレーターの声の質や雰囲気が重要なので、合うか合わないか購入する前に確認しておきたいところです。

 

作品が豊富

もちろんすべての書籍がオーディオブック化されているわけではないですが、聴き放題が12万作品というボリュームは十分大きいと思います。

聴き放題対象外の作品も含めると40万作品にもなります。

ジャンルもビジネス書から小説、科学・テクノロジー、エンタメ等と幅広くカバーしています。

 

金額的にお得

Audible会員は月額1500円で利用できます。

中にはこれを高いと感じる人がいるかもしれませんが、わたしはこれはなりお得だと思います。

ちょっとした文庫本でも2~3冊買えば1500円を超えますよね

つまり、月に2作品も聴けば十分に元が取れるので、紙の本や電子書籍と比べてもお得です。

オーディオブックとしての価格も、相場が1冊あたり2,000~4,000円ということを考えると驚異的な安さです。

 

意外と頭に入る

紙の本を読むより頭に入ってこないんじゃないかと心配していましたが、あまり問題にはなりませんでした。

小説なんかは作品のイメージが広がるので、むしろオーディオブックの方が良いかもしれません。

オーディオブックにあまり向いてなさそうな学術的な本でもすんなりと理解できました。

ナレーターがしっかりしている

プロのナレーターが読んでいるということもあり、非常に聞き取りやすい音声になっています。

残念ながら一部期待外れなものもありましたが、概ね良好と言ってよいと思います。

 

再生速度の変更が可能

音声で聞くと、目で読むより時間がかかります。

これを補うために、0.5~3.5倍速まで0.05刻みで速度を調整可能になっています。

わたしは現実的に使えるのは1.3倍くらいまでですが、多少は時間の節約になります。

1.3倍だと10時間が8時間弱になります。

目が疲れない

当たり前ですがオーディオブックは目を使わないので目が疲れません

わたしはデスクワーク中心でパソコンの画面を見ていることが多いので、目を閉じて、目を休めながら聴くことができるオーディオブックは助かります。

 

結果的に読書量が増えた

主に通勤途中(片道40分)に聴いており、だいたい月に2~4冊のペースです。

これまでも本を読んでいなかったわけではないですが、家族サービスしたりバイクに乗ったりブログを書いたりしてなかなか時間が取れていませんでした。

ですが、Audibleを利用してから確実に読書(?)量が増えました

紙の本を読むより1冊聴き終えるのに時間がかかるにも関わらず、です。

ながら聴き」ができるおかげですね。

 

気になる点

アプリから作品を探しにくい

わたしはAndroidスマホでAudibleアプリを使用しているのですが、正直作品を探しにくいです。

例えばカテゴリ一覧からフィルター(絞り込み条件)を設定して、作品を選んで表示します。

そこから戻るとカテゴリ一覧まで戻されフィルターがリセットされます。

パソコンのブラウザやAmazonのアプリで検索してライブラリに登録した方が良いかもしれません。

 

図表がある作品は難あり

学術的な作品では図表や地図が使用されますが、当然ながら音声では紹介しきれません

一応、Audibleのアプリから格納されている図表を確認することができるのですが、歩行中、運転中などは見ることができません。

これはオーディオブックという形態の限界ですね。

 

ナレーターが表に出過ぎると辛い

小説等を読むとき、挿絵などが無ければ登場人物の顔は勝手に想像するわけですが、これを顔を知っている人が読んでいると、その人の顔になってしまいます。

具体的には「コンビニ人間」のナレーターが大久保佳代子さんでした。

一人語りのスタイルで話が進んでいくので、常に大久保さんの顔が浮かんできてダメでした。

作品自体は非常に面白かったのに、残念です。

顔が見えるいわゆる芸能人がナレーターをやるというのは避けて頂きたいと個人的に思います。賛否両論あるとは思いますが。

集中しないと流れてしまう

「ながら聴き」なので、ちょっとよそ見をしたり他に気を取られるとすぐに頭に入らず流れてしまいます。

しっかり聴きたいポイントは集中しておく必要があります。

流してしまった場合は、アプリに20秒戻る機能があるので適宜活用しましょう。

聴きたいパートへの移動が困難

もう一度内容を確認したかったり、目次を見て聴きたいパートへ飛ぶ、などということが困難です。

オーディオブックの構造的な問題かもしれませんが、目次や小見出しから移動できる機能が欲しいところです。

 

総評 ★★★★☆

星5つの4 

まとめると、サービス内容は非常に良い、値段もお手頃、ただしもうちょっと機能改善を希望、といった感じです。

使い続けるか?と問われたら、YESです。

しばらくは通勤のお供として重宝することでしょう。

 

無料会員登録でAmazon Audibleを体験してみよう

オーディオブックってどんなものなんだろう?という方は、無料体をオススメします。

たぶん、人によって合う合わないが大きいと思います

例えば、いわゆる読書家のような人には向かない気がします。

逆に、普段あまり本を読まない人には向いているかもしれません。

Audibleの会員登録をすると30日間の無料体験期間が付いてきます。

つまり、最初の1ヶ月は無料で利用可能です。

ちなみに利用できるサービスは通常の会員と変わりありません。

試してみて、合わなかったら解約すればいいんです。

 

なお、最初はオーディオブックという形態に慣れる意味でも、なじみのあるジャンルや読んだことのある本から始めた方が良いと思います。

最初に苦手意識が生まれてしまうと損ですので。

会員登録の方法については、Amazon会員に登録・ログインしていれば、Audibleのページへアクセスして進めるだけです

なお、2022年4月5日~5月11日まで、2ヶ月無料キャンペーンを実施中ですが、今後も定期的にこうしたキャンペーンが実施されると思われます。

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聴いた作品

参考にというか、自分のためのメモ的に、Audibleで聴いた作品を記載しておきます。

だいぶ偏りが出ると思いますが、人に見せるために作品を選んでいるのではないから当然ですね。

こんな本読んでいる俺ってすごくない?みたいな自己主張強めの人は苦手です。

 

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