【中古スマホ】と【楽天モバイル】でバイク用ナビを無料運用する方法

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バイクでツーリングに出かけるときにはナビが欲しくなりますよね。

最近はスマホをマウントしたバイクを見かけることも多くなりました。

本記事では、バイク用ナビを準備/運用する方法を経済性、利便性、安全性の観点から紹介します。

 

バイクにナビってどうよ?という話はコチラから。

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専用スマホと楽天モバイルでゼロ円ナビ完成

重要

2022年5月13日に、楽天モバイルが0円プラン(Rakuten UN-LIMIT VI)の終了を打ち出しました。Rakuten UN-LIMIT VI及び0円期間の終了後は無料でのスマホナビ運用は不可能となります。

でも代わりにpovo 2.0が使えます!詳細はこちら。

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結論から言うと、以下2つの組み合わせでゼロ円(もしくは格安)でバイク用ナビを実現可能です。

利便性、安全性の面からもオススメです。

  • ナビ専用のスマホ(型落ち中古で可)
  • 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI

 

ナビにおいて必要なもの(お金が発生するもの)はナビ端末本体通信料です。

これをそれぞれ無料(もしくは格安)で実現するわけです。

順番に見ていきましょう

 

ナビ端末本体(中古スマホでOK)

ナビ専用スマホを用意する理由

まず、ナビ専用スマホを用意する理由について説明します。

ナビとして使用する際はバイクにスマホをマウント(固定)するわけですが、これは精密機器にとってはかなり過酷な環境です。

注意ポイント

  • 直射日光にさらされる
  • 雨、風を受ける
  • バイクや路面からの振動を受ける
  • 炎天下の温度上昇

特に最後の2つが致命的ですね。

振動によってカメラが故障する例がニュースになっていますし、夏場にスマホが熱暴走で死んだことも何度もあります。

 

また、万が一スマホが落下、破損や紛失してしまった場合にもダメージが大ききすぎます。

このため、メインのスマホをバイク用ナビに使用することはおすすめできません

ナビ専用のスマホを用意するようにしましょう。

 

 

ナビ専用スマホに求めるもの

ナビ専用スマホを用意するとして、必要なスペックや機能はどんなものになるでしょうか?

最低限こんなとところです。

  • IP防塵・防水(IP65以上) → 雨対策
  • 5インチ以上の画面 → 視認性、大きいほど良い
  • GPS機能
  • ナビアプリが動く環境

屋外で使用する以上、防水機能は必須ですね。

画面は大きいに越したことはなく、最低でも5インチは欲しいところです。

また、ナビアプリを使用するのでアプリが動作することも条件です。

 

CPU性能は大して必要ではないので、Android端末なら4~5年前のローエンド機でも十分です。

iPhoneならiPhone7以降ですね。

 

あと、落下防止の命綱としてストラップも付けておきたいので、ストラップホールもあるとベターです。

スマホカバーで対応でもいいのですが、放熱を考えるとなるべくカバーは付けたくありません。

ナビ専用スマホは中古で十分

手元に機種変更で不要になったスマホがあるなら、それを使えるか検討してみましょう。

無い場合は中古で探してみましょう。

ちなみにわたしは2017年発売の「arrows NX F-01J」をしばらく使用していました。

5.5インチディスプレイ、IP65で必要十分です。ストラップホールがあるのもGood。

ただし、この機種は後述の楽天モバイルに対応していないという致命的な弱点があります。

中古スマホを探してみる

 

楽天モバイルUNLIMITならゼロ円でOK

ナビ専用スマホの通信方法

ナビとして機能させるためには通信機能が必要です。

方法としては2つあります。

  1. メインスマホのテザリング機能を使用する
  2. ナビ用スマホで回線契約する

 

1のテザリングはスマホさえあればできるのでとりあえずこれで試してみるのもありです。

Wi-Fiテザリングだとメインスマホのバッテリー消費が激しすぎるのですが、Bluetoothテザリングなら消費電力は少なく済みます。

通信速度の制限もナビにしか使わないなら問題ありません。

ただ、バイクから一旦離れた時など、再度テザリングに接続するのが手間なんですよね。

 

なので、2の方がナビ用スマホだけで完結するので圧倒的に便利です。

 

ナビ専用スマホが契約すべきキャリア

格安SIMキャリアがたくさん出ていますが、経済性を追求するなら楽天モバイル一択です。

2022年1月現在展開しているプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」はデータ通信量1GB/月以下ならゼロ円、無料です。

ナビアプリの通信量は意外と少なく、一日中ツーリングで走り回ってもせいぜい0.1~0.2GBくらいしか使用しません。

仮に毎週末ツーリングに出たとしても1GBを超えることはまずありません。

(それでも気になる人はデータ高速モードをOFFにしておきましょう)

通信量が月1GB以下ならユニバーサルサービス料(2.2円/月、2022年1月現在)も発生しません。

つまり、ナビ専用機に楽天モバイルのSIMを入れれば、無料で使えるナビが完成するわけです。



ナビ専用スマホ+楽天モバイルのメリットまとめ

経済性

上記のとおり、手元に楽天モバイルに対応したスマホがあれば費用はかかりません。無料です。

無い場合は中古スマホを探してみましょう。

最近はヤフオクやメルカリでも出品されていますが、保証を考えるとショップでの購入がベターです。





利便性

ナビ専用スマホをバイクにマウントするだけなので利便性バツグンです。

わざわざテザリング等の余計な操作が必要ありません。

 

安全性

過酷な環境で使うことになりますが、最初から壊れてもいい前提のスマホを使っておけば故障や破損してもダメージは最小限で済みます。

使い捨てと言うと聞こえは悪いですが、また新しい中古スマホを用意すればいいんです。

また、アプリやデータは必要最小限のものだけを入れておけば、万が一盗難にあったとしても被害はほとんど出ません。

 

ナビ用アプリとスマホの設定

バイクのナビ用アプリは現在は実質以下の3択になります。

  • Yahoo!カーナビ(無料)
  • Google Maps(無料)
  • ナビタイム ツーリングサポーター(有料)

 

Yahoo!カーナビとGoogle Mapsは無料で使えます。

基本的にはこのどちらかで十分ですが、ナビとしての使い勝手という面ではYahoo!カーナビの方が良いのでわたしはこちらを使っています。

ナビタイムツーリングサポーターは有料(400円/月)ですが、特定ユーザには必須と言ってもよいです。

それは、原付二種に乗っている人。

ご存じのとおり、原付二種は高速道路や自動車専用道など、走行できない道路があります。

Yahoo!カーナビとGoogle Mapsは車用のナビアプリなので、このような制限などお構いなしにルートを設定してしまうんですね。

有料道路を使わない設定にしても、無料の自動車専用道はルートに含まれてしまいます。

そこで、ツーリングサポーターで自車の設定を「原付二種」にすると、通れない道路を回避してくれるわけです。

わたしもクロスカブに乗っていた時は愛用していました。

ポイント

  • ナビアプリは無料のYahoo!カーナビで十分!
  • ただし原付二種にはツーリングサポーターがオススメ!

 

電源の用意

ナビアプリを使用中は常にGPSで自機の位置を測定しているわけですが、これがかなりバッテリーを消費します。

なのでツーリングでスマホナビを使用する際は外部電源を用意しましょう。

モバイルバッテリーを使用するか、バイクから電源を取るかの2パターンがありますが、オススメは圧倒的に後者です。

最近のバイクにはUSBソケットやシガーソケットが標準で装備されているものもありますが、無い場合には別途電源取り出しの作業が必要です。

お世話になっているバイク屋に相談してみましょう。

 

わたしはクロスカブの電源取り出しは自分で行ないました。

ADV150はシガーソケットが標準装備されているので不要でした。

比較

ここまでのまとめとして、スマホを使用したバイク用ナビについて比較してみましょう。

なお、世の中には「バイク用ナビ」という専用商品もあるので一応記載しておきます。コスパ悪すぎるのでまったくおすすめしませんけど。

メインスマホをナビに使用 ナビ専用スマホ+テザリング ナビ専用スマホ+楽天モバイル バイク用ナビ
経済性 ×
1万円~
利便性
取り外し、持ち運びが手間

テザリング接続が手間
安全性 ×
故障・破損・紛失時のダメージ大

 

試行錯誤の歴史

以下はわたしが実際に運用してきたものです。

バイク ナビ用スマホ ナビアプリ 備考
クロスカブ メインスマホ ツーリングサポーター
クロスカブ 専用スマホ+テザリング ツーリングサポーター F-01J
ADV150 専用スマホ+テザリング Yahoo!カーナビ F-01J
ADV150 専用スマホ+楽天モバイル Yahoo!カーナビ Xperia XZ1

①の時代は今思うと恐怖ですね。夏場の熱暴走は確実にバッテリーの寿命を縮めました。

③ADV150に乗り換えて走れる道路に制限が無くなったのでツーリングサポーターはお役御免となりました。

④は機種変で不要となったスマホを流用したものです。



スマホのマウント方法

これはこれで別記事書けそうですが、現在使用しているものはRAM Mountになります。

見た目以上にがっちりスマホをホールドしてくれます。

位置の微調整がしやすいのもポイントです。

    

 

実際に使ってみて

良好です。極めて快適にナビとして使用できています。

楽天モバイルについては電波や接続エリアが不安と言う声もありますが、これまで使用している中で問題となったことはありません。

ナビの精度も良好です。通信量の消費も想定の範囲内で、無料の範囲(1GB/月以下)をキープしています。

 

いくつもの試行錯誤を経てようやく理想形にたどり着くことができました

 

まとめ

以上がスマホと楽天モバイルを利用してバイク用ナビを無料で運用する方法になります。

バイクに乗っているとなんやかんやお金がかかるので、節約できるところは節約していきたいですね!

楽天モバイル、おすすめですよ!

 

楽天モバイルの申し込みから利用開始についてもまとめているので参考にしてください。

【無料】バイクナビ用に楽天モバイルを申し込み Xperia XZ1(SOV36)

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